投稿日時 2019-06-21 23:54:50 投稿者 神無月凩 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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今年は少し暑目な気がするので一歩先に納涼しよう。そんな感じて投稿しました! *おまけ* ありそうでないような夏の話 花屋さんや道端には大輪の凛々しい向日葵。日傘から覗く一面の青空と日射病なりかけのモワッとした白い感覚。嗚呼今日は暑い。 早く帰ろう。アイスが待っている。新発売のチョコミント味で、しゃりしゃりしたやつだ。 想像しただけでツーっと汗が額を滴り、目をギュッと閉じた。 ふと耳をすませば遠くからリーンと風みたいに通り抜ける。その音に思い出すのは遠い過去の避暑地。一族と毎年集まるあの大きな屋敷。 あの場所は既に取り壊されているが、よく覚えている。 裏手にある森には秘密基地があって親戚や地元の子供らとよく遊んだ。ある日は屋敷の池を泳いで怒られ、ある日は紋白蝶と戯れて。絵日記の題材に困ったことはない。 そして、ビルや民家等遮るもののない青空。そう、まさに今日みたいな。 目を開けばどこまでも透き通った青空。 っと、こうしていられない。額の汗を拭う。アイス欲に駆られて少し歩みを早める。心なしか、さっきよりも体が軽く感じた。 最後までお読みいただきありがとうございました! |
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